2ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【パイプ】オールドブリティッシュ4【クラシック】

711 :shell-freak:2006/12/05(火) 17:50:48 ID:L4kDZMQP
「ivory white spot」に関して、新たな回答がありましたのでご報告します。
今回は、ebayでもおなじみのMr.Can.ことTony氏からの回答です。
氏は皆さんもご存知の通り、メーカーを問わずold pipeに深い造詣をお持ちで、その商品解説には
いつも感心させられます。
私も数本のパイプを購入させていただいたことから、既知を得ました。
氏はまず最初に、「おそらく、この質問には誰も正確に答える事は出来ないだろう。」と前置きした上で
その理由について
「第一に、dunhillにはその記録が残ってはいないが、消費者がそう信じていることを快く思っている。」
「第二に、アメリカの知的dunhillコレクター達はdunhillが恒常的にivory white spotを使用していたとは信じていない」と
述べておられます。
その具体的な内容として
「1900年代の最初の四半世紀には、象牙の価格は同重量の「金」よりも高価であったという事実があります。その高価な象牙をdunhillが購入して、それから
数百、数千の「white spot」に加工したとは考え難いと思われます。
何故なら、dunhillは購入した一本の象牙を100本の同社のパイプと同価格で売り抜けることが出来たのですから・・・。
更に、宝飾店やそれに類する処から「小さな象牙のかけら」として供給を受けるとなると、それ以上に大きな課題が生まれます。
まず、供給が不規則で予測出来なくなる恐れがあります。
dunhillのような「メーカー」にとっては、それは致命的であり、とても自社以外から調達することは出来なかったでしょう。
また、その供給者と地理的に近くなければならないということも考えざるを得ませんし、その供給者はdunhillに安定的に「小さな象牙のかけら」を供給する為には、十分以上の規模を持っていなければならなかったでしょう。
これは現実的ではない話です。
従って、dunhillは「ivory white spot」を全く使用していなかったという可能性も否定は出来ません。
あなたが20年代のSasieni blue dotsを見た時に、ほとんど白色に変色している場合があるでしょう。
同じように、「white spot」も当時の、良質とは言い難いプラスチックの品質のせいで「象牙色」のように変色したのかもしれません。
もちろん、dunhillは一般大衆が「かつてはivory white spotを使用していた」と信じていてほしいと思います。
何故なら、それこそが「高価で高品質」であることを表わすからです。
誰もが、「ivory white spot」の存在を否定することも肯定することも出来ない以上、dunhillはそれを主張し続けることが出来るでしょう。
それでも、幾ばくかのパイプには実際、「ivory white spot」が使用されたのかもしれません。
もしdunhillが「象牙の素材」を手にしていたら、それを試してみた可能性はあります。
それでも、年間6000本に渡る総てのパイプに「ivory white spot」を使用したなどということは、当時の象牙の価格を考えると現実的ではありません。」

なるほど、さすがはMr.Can氏、論理的、且つ、整然と論理を展開されています。

しかし、一dunhillファンからしてみると、少しばかり淋しい気もしないではありません。
自分が所有する古dunhillはともかくとして、いつか本物の「ivory white spot」と
出会えるかもしれないというロマンがあるからでしょうか。
それとも、所謂、「ダンヒル神話」にどっぷりと漬かり切っているからでしょうか。
いずれにしても、この「パイプ界の七不思議」的な話題は面白いですね。








501 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.02.02 2014/06/23 Mango Mangüé ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)