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【パイプ】オールドブリティッシュ【クラシック】

519 :oldbriars ◆M36yMkeSJ6 :2006/06/02(金) 23:13:32 ID:2Tr5wzcH
>>516
良いことを聞いてくれました、barling-fanさん!

Comoy'sは多数のセカンドブランドをLondon Pipe Companyの会社名の元で販売していました。
セカンドブランドというのは、ご存知の通りブランドイメージを壊しかねないフローや傷のあるパイプを
別のブランド名で販売し、プレミアムブランドの品格を落とすことなく、ブライヤーの歩留まりを向上させる
システムだったわけです。1960年代にブライヤーの値段が高騰し、今までであれば廃棄していたような
クオリティのパイプも販売せざるを得ない状況になり、各社ともセカンドブランドに力を入れるようになって
ブランド数、販売数とも劇的に増えてきた、というのがとりあえずの時代背景です。

EverymanはComoy'sセカンドの中でも、比較的下位にランクされるブランドです。
キャッチコピーは「全ての人にパイプを」ということで、なによりも入手性を優先した作りで、
中にはツインボアのマウスピースを持ったパイプもありました。
フローは顕著で、大抵の個体に2−3個の大きなパテ埋め跡が発見されると思います。
,1960年代、イギリスパイプの中でも最も販売本数を稼いでいたブランドでもあります。
フィニッシュはナチュラルスムース、サンドブラストの2種類。

これに対して、Guildhallはちょっと毛色が違うというか、セカンドブランドの中でもクオリティを重視した
シリーズでした。フィニッシュはスムースのみ、Comoy's独特のダークウォルナットの「2 Tone Take off finish」フィニッシュ。
このフィニッシュを施されたのはGuildhallが最初だと言われています(1954年)。
シャンク内にはGrand Slam Patent Sysytemを簡略化したアルミフィットメントが装着されています。
僅かなパテ埋めの跡が散見されることもありますが、基本的にサンドピットが数個、といったところで、
中には全くのクリーンブライヤーで、グレインに少々乱れがある程度、といったセカンドブランドにしては
ハイクオリティなボウルが使用されることすらあったそうです。さらに驚くべきことに、Guildhallの中で
グレインが非常に良いものは、(逆説的ですが)Straight Grainのスタンプを押され、Comoy'sファーストの
インレイドCロゴを象嵌される個体までありました。
Guildhallを自分はよくプッシュしますが、それもこのセカンドブランドにしては破格のクオリティと、
特徴的なフィニッシュが実に魅力的だからです。(3-bar logoもかっこいいし)
海外のComoyコレクターに、GuildhallこそがComoy'sのベストバイブランドだとする人さえいます。

(参考:1949年の価格)
(Comoy's)London Pride $15.00
(Comoy's)Tradition $10.00
-------------
(LPC)Guildhall $5.00
(LPC)Everyman $3.50


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